『源岬小劇場』

「なぁ、岬。 頼みがあるんだけど…。 
俺と『学校ごっこ』してくれないか?」

「『ごっこ』って君ねぇ…。
そんな遊びする年じゃないだろ。」

「そうか… いいさ、別に。
俺、日本の学校って小学校(しかも中退)までしか知らないから
気分だけでも味わってみたかったんだ。
ただそれだけさ…。」

「……若林くん。」

「気にするなよ、お前嫌なんだろ。
お前の嫌がる事、無理矢理させたくないしな。」

「…ううん、いいんだよ。 
君の気持ちも考えないでゴメンね。
よし、学校ごっこやろう!
ほら、じゃあ 僕の制服貸してあげるよ…って
君にはサイズ合わないよね。 どうする?」

「(ニヤリ☆ 作戦成功。)
それには及ばない、ちゃ〜んと考えてあるんだ。
俺はジャージ…っと。 はい、岬はこれ着て!」

「ん、これ着ればいいの?」

「うんうんvv」

「………。」

「似合うぞ岬!! 最高だ! 」

「ねぇっ、ちょっと何考えてるの!?
これセーラー服じゃないかっ!(怒)」

「はぅ〜っ、俺が思い描いていた通りvv」

「…ジャージにセーラー服…。 
まっ、まさか…!!
サッカー部のキャプテンとマネージャーとかいう設定じゃ!?
実は翼くんや三杉くんが羨ましかったとか…?
もぅっ、それならそれで僕なんか使わないで
中沢さんと青葉さん借りて来ればいいだろっ!!
(絶対貸してくれるわけないけど…。)」

「ん〜っ、それは違うぞ岬。
俺が好きなのはお前だしぃ。
それに今日やりたいのは
『キャプテンとマネージャごっこ』じゃなくて
『体育教師と女子高生ごっこ』だしぃ〜!」

「それは『ごっこ』とは言わないっ!
プレイだ、プ・レ・イ・ぃぃーーーいいいっ!!!!」

「ほら、早く! 若林先生って呼んでくれよ。」

「こら、人の話を聞けバカ林っ!!」

「岬。 何だ、先生に向かってその口の訊き方は!?
生徒指導室でみっちり個人指導してやるから来い!」

「何だ、その生徒指導ってヤツはーーーーーっ!?
………って、どこ触ってんだ 変態!」

「さぁ、指導 指導〜vv」

「あぁんっ、イヤぁぁぁぁああああっ!!!!!!!!!」


〜 終 〜





さざえ様よりと〜〜〜〜っても素敵なイラストと『小劇場』なるお話を戴きました。
千ちゃん部屋オープンのお祝いとクリスマスを兼ねてのプレゼントです。
あ・・・・ありがとうございます〜〜〜vvv
幸せ〜〜〜〜っっっっっっvvv
妄想爆裂!!いけない先生ねっ。若林先生ったら〜。
ひと昔流行った高校教師を思い出す。(ってあまり見てなかったけど)
ぜひぜひこのふたりには逃避行してもらいたいですvvふふっ。
さぁ、チャイナ、セーラーの次はなんでしょうね?
(って、今度は誰が書く??私か??←え〜〜〜〜〜っ??)

千ちゃんからのコメントは時間がなかったので、ちゃんともらってないのですが、戴いたらのせますね!




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